2011年11月20日日曜日

福島にて


福島県南部のお寺にきました。ここは3.11の地震の甚大さが残っています。仏像や墓石が倒れているのをみると胸が痛みます。今回の震災は津波だけではなく、地震による被害もやはり大きかったのですね。はじめて実感しました。遠くに目を向けると山々の紅葉がとても美しく、自然の残酷なまでの力強さを思わずにはいられません。
このお寺の副住職さんは大学院時代の友人で、10数年ぶりに会いました。懐かしさにいろんな話をしましたが、被災した彼が発する言葉は僕の想像を超えるもので、時折言葉につまってしまいます。特に福島は原発による風評被害が大きいようです。テレビで見聞きする除染の苦労など、現地の方々の心労は大変なものです。ここに保育園やたまみねキッズ、すくすくサロンで作った千羽鶴を贈ってきました。みなさんの復興に対する祈りと一緒にしっかりと届けましたよ。子どもたちが安心して思いっきり遊べる以前の姿に、早く戻れますように。

1 件のコメント:

  1. 皆さま、はじめまして。

    写真の寺の副住職で、秋 央文(あき えいぶん) と申します。

    この度は園長先生を介して、たまみね幼稚園関係者の皆さま方の心のこもった千羽鶴を頂戴し、一人の福島県民被災者として心より御礼申し上げます。

    本当に元気と勇気をいただきました。ありがとうございました。

    記事にも記されていますように、園長先生とは駒澤大学の大学院時代の友人で、同じ宗派(曹洞宗)の僧侶仲間でもあります。

    本当に「ご縁」とはありがたいものだなと実感いたしました。

    私も、園長先生を介して、皆さま方とつながったような気がして大変嬉しく思っております。

    これからも、絆の精神を大切にして福島で闘っていきます。

    落ち着いたら、皆さまもぜひ福島の方まで足をお運び下さい(ちょっと遠すぎますかね・笑)。

    それでは、本当にこの度はありがとうござました。

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